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ファイアーエムブレム紋章の謎(SFC中心)を始めるにあたって

もし、自分がオタクだとしたら、自分をオタクコンテンツに引きずり込んだきっかけはなんだったのか?

 

たまにネットで見かける話題ですが、今思えば、私の場合は箱田真紀さんの「ファイアーエムブレム」だったと思います。

 

 

もともと原作のゲームは好きでした。

そのコミカライズがあると知ったときは嬉しかったです。

 

とにかく、女の子が可愛かった。

シーダも、レナも、カチュアもリンダもみんな可愛かった。

 

それだけでなく、原作の細かいところまで再現してくれているのも原作愛を感じました。

オレルアン城の双子の魔道士や、ディール砦の勇者にナバールを戦わせるところなど。

 

当時、箱田真紀さんの「ファイアーエムブレム」が連載していたGファンタジーは、こういったゲームのコミカライズがとても多い雑誌でした。

 

その中でも、「原作の細かい部分を再現」してくれる度合いは箱田さんが一番上手だったと思います。ほかの作品にも原作愛は当然ありましたが「プレイヤーならではのあるある」を再現してくれる点では箱田さんが抜きん出ていた印象です。

 

そもそも、ファイアーエムブレムにはそういう「プレイヤーに想像する余地」が多い作品でした。現在はちょっと違っていますけどね。

 

以下の「ファイアーエムブレム」は主にFCソフト「ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣SFCソフト「ファイアーエムブレム紋章の謎」という前提でお願いします。DSで追加されたアカネイア大陸の物語は、基本的に含まれません。

 

そのうちに、自分も「自分なりのファイアーエムブレム」「マルスの物語」を考えるようになりました。当時はまだ中学生でしたから他愛もないものです。

 

しかし、この他愛もない妄想はなんと二十年近い年月、私とともにありました。

大人になるにつれて、妄想はなんとか「考察」と呼べるものになったような気がします。

 

ところで、話題を少し変えます。

 

最近、「異説ファイアーエムブレム」という素晴らしい物語を読み終えました。

これはゲーム「ファイアーエムブレム」はマルス王朝のプロパガンダである、という前提のもと、敗者であるマケドニア王ミシェルの立場から書かれた物語です。

 

マルスの実に悪辣かつ狡猾な人物として描かれており(それでいてなお魅力的です)、様々な考察になるほど、と思わされました。ご興味のある方はぜひご一読ください。

 

また、同時に私は「考えるを楽しむ」というサイトのファイアーエムブレム考察が大好きです。特にハーディンに対する考察が素晴らしい。

 

この両者に共通する視点は「ファイアーエムブレム」をある種の歴史書として捉えていること、それも「マルス王朝のプロパガンダ」として捉えていることです。

 

その議論に私もぜひ参加したい。

その気持ちから私はこのエントリーを書こうと思いました。

 

考察として前提として以下のように考えます。

 

・「ファイアーエムブレム」はどこかの世界で現実に起こった史実であること。

・ゲーム「ファイアーエムブレム」は加賀昭三という後世の歴史家が描いた最も信頼の置ける歴史書であること。

・DS以降のアカネイア大陸の物語は三国志で例えれば、陳寿の記した「正史三国志」に対する、「三国志演義」程度にしか信頼しないこと。

・私自身の考察の信頼性も「三国志演義」程度であること。

 

以上です。

 

正直、三日坊主が癖になってっている私なので、いつまで続けられるかは分かりません。

ただ、書く内容については、熱く語ろうかと思っています。