時事図解

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ストラテラ服用2日目

ストラテラの服用記録2日目です。

 

やっぱりきちんと効いている。

今日は朝からストラテラを服用しました。
 
昨日の変化はプラセボ効果かなと思っていましたが、1時間もすると効果を実感してきました。

まずは気持ちの落ち着きです。

今まで、いつも何かに急き立てられるような気持ちでいたのが、妙に落ち着いている自分に気づきました。もっとも今まで、この急き立てられるような状態が当たり前だったので、薬を飲んで、初めてかつての自分の「せわしなさ」に気づいた感じです。
 
悪く言えば鈍くなっているのかもしれません。ただ気持ちはずっと楽です。普段ならあっちこっち飛んでいく思考も、それほどでもありません。どうやら自分は、ドーパミン過多タイプのようです。

次にイライラしなくなりました。

先ほどの落ち着いているというのと似ているのですが、かつての自分はちょっとしたことでもすぐにイラついていました。
 
例えば、自分とはあまり関係のない世の中の理不尽な出来事(ブラック企業の事件)とか、あるいは周囲の人間のちょっとした言動にすぐイラついたり、逆に落ち込んだりしていました。
 
ところが今日は何を見聞きしても余裕があります。他人事を他人事として捉えることができるのです。脳の状態で、人間の感情ってこんなにも変わるのかとびっくりしました。
 
余裕のなかった自分に初めて気が付いたというのが2日目の大きな出来事ですね。

 

逆にできなくなったこともある。

薬を飲んでできなくなったこと、それは「過集中」です。
 
今、自分は通販業の立ち上げに関わっているので大量の商品登録をしています。商品の状態をチェックして、アップロードするだけの単純作業です。
 
いつもはこの作業をちゃっちゃか手早く進められるのですが(そしてミスる)、今日は淡々としか進められない感じでした。いつものせわしなく自分を駆り立てる何かが無いのです。
 
代わりにミスは少なく(ミスしても気づける)根気強く進められます。
さすがに何時間もやっているとダレてきましたが、やはりいつもの自分と違う。
 
集中力の種類が違う感じです。
いつもは、気が付くと没頭している。
今は「集中するぞ」と思って集中している。
 
集中しすぎから、人並みの集中力になった感じなので、これは自分としては特にデメリットとは思えません。

デメリットとして感じられること

セントジョンズワートが飲めなくなった。

基本的にストラテラを飲んで、状況は良くなっていると思います。ですが、当然、デメリットに感じる部分もあります。
たとえば、今まで自分はセントジョンズワートを飲んでいたのですが、飲み合わせが悪いため、飲まないようにお医者さんに指示されました。
 
するとフラッシュバック現象(嫌な記憶や不安が消えない状態が続く)が復活したのです。特に疲れているとダメっぽいです。これは結構つらいです。

夕方の服用はあまり効果が感じられない。

また夕方に飲んでもそれほど薬効は感じませんでした。
今は朝夕二回に分けて服用していますが、夕方の服用は朝ほど効果を感じません。もっとも、ストラテラは徐々に効いてくるタイプの薬ですので、これが普通なのかも。

副作用は、まあそれなり。

副作用の胃のむかつきと吐き気は出ますが、我慢できないほどではありません。
 
むしろかつてストレスで胃がやられていた時の方がずっと辛かった。吐き気の方は軽い車酔い程度で、副作用としては軽い方かもしれません。ただ、やはり食べ物を見ると胃がむかついて食欲は減りますね。
 
空腹なのに食べたくない、という感じです。夜は結局何も食べなかった。
薬を飲む前の朝食でなんとかカバーしていくしかないですね。
 

2日目の感想まとめ

今日感じたのは、ストラテラは「何かを与えてくれる」わけではなく、「過敏すぎる脳の働きをセーブしてくれる」薬なんだなと。
車で言えば、アクセルやブレーキに「遊び」がまったく無く、踏むとすぐにアクセルやブレーキが効いていた状態から、「遊び」を作って余裕を持たせてくれる、そんな感じです。
 
アクセルを踏んですぐに最大加速まで達するレーシングカー仕様から、一般車になったわけですね。
 
もう少し自分の様子の変化を観察していこうと思います。