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時事図解

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おときた都議は紙の上でも早口だったみたい~都政レポートを図解してみた~

時事図解

前回の築地の図解は、思いもかけずたくさんの人に閲覧いただきました。読んでいただいた方、リツイートしていただいた方、本当にありがとうございました。

 

当初はあまり反響がなくて「まあ、こんなものかな」と思っていたのですが、偶然、前回の記事でも取り上げたおときた駿都議のツイートにコメントしたことがきっかけで広まっていったような気がいたします。

 

余談ですが、私がコールドチェーンやドライキッチンに言及するのは、割と長い間飲食店で働いていた経験が元になっています。実際問題、この二つを守るためにどれだけ苦労したことか。それを軽く扱われるとついかっとなってしまうみたいです。この感情的になるとガンガン行ってしまう性格は直したいなと常々思ってます。ただ、先祖代々こんな感じらしいので、はてさて。

おときた都議は紙の上でも早口でした。

そんなわけでお世話になった(?)おときた都議ですが、早口を直したいと常々おっしゃっています。

otokitashun.com

 

そのおときた議員のサイトを眺めていたとき、ふと目にした「政策レポート」のリンクを見つけて思わず吹き出しました。

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……字ばっか!

これ以前の政策レポートには斉藤りえ北区区議との合同のものもあるのですが、見比べると密度が一目瞭然。

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おときた議員は紙の上でも早口だったようです。

北区はおときた議員がいると気温が上がりそうですね

もちろん、ダメだというわけじゃないですよ。

いやあ、なんか、らしいなと噴き出してしまいまして。言いたいことがたくさんあるんだという熱意はすごく感じます。

 

さすがに長年ブロガーをやっていらっしゃるだけあって、わかりやすい良い文章です。ただ、これはおときた議員を知っているから読む気になるのであって、たとえば政治のことをあまり知らない高校生とかが読むには厳しいんじゃないかなと思います。

 

こういうときこそ図解の出番ではないでしょうか。

そういうわけで「都政レポート2016年 第1号(2016年3月〜)」を図解してみました。

(最新の都政レポートってネットには上がってないですよね?)

 

最近、言い争いのあるテーマばかり追っていたので、なんかほっこりしたんですよね。

「23区格差」という本で北区はDランク評価だったらしいですよ

このレポートでは「23区格差」という本を読んで衝撃を受けたことから記事が始まっています。北区は最低のDランクだったと。

 

この本の統計データからおときた議員は北区の課題とその解決策を解説しています。

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おときた議員によると北区は意外と生活環境は良いらしいです。なにより都内への交通アクセスが良く、子育て支援も充実、図書館などの文化施設もそろっているようです。自分は赤羽にしか行ったことがなかったので、少々以外でした。確かに住むにはよさそうです。

しかし実際には人口増加率が23区中最下位。

「23区格差」のデータから示唆されたその原因は、老朽化した建物が多いこと、民間借家の平均面積が23区中20位と、子育て・ファミリー世帯が入居できる住宅環境が極めて少ないからではないかとおときた議員は読み解きます。

実際、人口動態も幼児人口は増加しているのに、小・中学生になると激減、またその親世代であろう30~44歳までの人口割合が少ないようです。

「働き盛り世代が快適な住環境を求めて転居してしまう」ことが北区の課題だとおときた議員は考えているようです。

そして、この流れを断ち切らないといけない、と以下の三つの対策を挙げて記事を終えています。

 

・王子・十条駅前などを中心とした再開発事業

・シルバー人材センターの登録率の向上

・新たな地域事業の創生

 

都政レポートを大まかにまとめるとこんな感じでしょうか。

図を使って考えよう

普段は解説のためにもっぱら図を活用している当ブログですが、図は考えるときの道具にもなります。これを「図考」と言います。ちなみに私が適当に作った造語じゃないですよ。

 解決策の詳細を知りたい

まず、統計データから読み解いた「働き盛り世代が快適な住環境を求めて転居してしまう」という推論まではなるほどなと納得できます。

その人々に対して、再開発をすることで転居の流れを止めるというのは納得できますが、シルバー人材センターの登録率の向上や地域事業の創生というのは「転居の引き止め」にどう役に立つのかが今一つイメージができません。

シルバー人材センターは高齢化の文脈のフォローかなとも思うのですが、この文章だけだと住宅環境の改善にも役立てるように読めます。

また地域事業の創生と「転居の引き止め」もぱっと結び付きません。家が手狭になるから引っ越すのと、地域事業がどう結びつくのでしょうか。むろん、地域が活性化されればマンションなどの建築も活発になるのでしょうが、それのことでしょうか?

 

このあたりはいかにも「紙面が尽きました」という感じで無理やり言葉を詰め込んでいる印象もありますし、別に私はおときた議員の文章の添削をしたいわけでもありません。ただちょっともったいないですよね。

北区って独身世帯多いの?

また個人的に興味深く思ったのは、北区の民間借家の平均面積が小さいという点です。これは戸建てではなくアパートのような集合住宅も含んだ数字なのでしょうか? もしそうなら北区には1ルームマンションのような若者向けの住宅が多いということなのかもしれません。都内の割に家賃もそこそこな気がしますし。

 

この人々は、働き盛り世代で子供が大きくなって家が手狭になると引っ越す予備軍になる人々ではないかと予想されます。

 

なぜなら北区に実家がある人はなかなか離れることが難しいですが、1ルームに暮らしていたような人は地方から上京してきた人などが多いでしょうし、そうなれば転居にも抵抗がなさそうです。

となれば、この人々に早いうちからアプローチをし、子育てに使えそうな空き家情報の提供や、リフォームに関する補助金情報を届けられれば、転居を引き留められるかもしれませんね。

 

むしろ北区で結婚をプロデュースし、そのときに人生設計の資料を渡せば効率がいいかもしれません。女性にもてるために政治家になったと豪語するおときた議員なら、面白い合コンを企画してくれるでしょう。

 

そして「母になるなら流山」のように「都内だと北区が子育てにはいいよ」という風になれば、転居を引き留めるどころか、転入すら期待できるのではないでしょうか。

 

以上は図を眺めていて私が勝手に考えてみたことです。

「働き世代で、家が手狭になって転居する人々」がキーになっているならば、この人々の属性は詳しく調査しても良いかなとそう思います。

 みなさんも図を使って考えてみて!

図は物事を簡略して表現したものなので、図の中にある言葉はすべてキーワードです。それらを眺めているうちに誰でも色々な疑問やアイデアが沸いてきます。

 

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ここで面白いのは、人によって思いつくことが違うということです。

面白いアイデアがあったらおときた議員に提案し、議論をしてみると喜ばれるときっと思います。

 

おときた議員のことを調べていくうちに政治家ってなんだろうなと今更ながら考え始めたので、もしかしたらおときた議員特集は続くかもしれません。

埼玉県民としてとても親近感を持ってます、頑張ってください!